サイト移行先としてVPSをおすすめしない理由

[ホームページ引っ越しサービス]では、サイト移行先のサーバーは、

  • お客様がすでに決めておられる場合は、問題が無い限り、そちらに
  • まだ決めておられない場合は、ご要望やアクセス数に合った候補をいくつかご提案

しています。

ただ、お客様が、VPS(Virtual Private Server:仮想専用サーバー)を希望されている場合は、その目的を伺って、もし、VPSにするメリットが無ければ(目的を適えるのに必ずしもVPSである必要が無いときは)、他のサーバーにするよう、アドバイスさせていただいています。

今回は、その理由を、ご紹介します。

VPSとは

VPSというのは、Virtual Private Server の略で、日本語では、仮想専用サーバーと呼ばれています。

読んで字の如く、仮想的に、専用サーバーのように使える、ということで、

  1. 専用サーバーのように、サーバーの管理者権限があり、ほぼ自由に使える
    (一般に、共用サーバーは、自由度が低く、いろいろな制限もあります)
  2. 本物の専用サーバーに比べたら、はるかに安い料金で使用できる
    (共用サーバーに近い料金で使用できるところが多いです)

というメリットがあり、以前は、

専用サーバーと共用サーバーの「いいとこ取り」

と言う人も、けっこういたようです。

ただ、メリットは逆に、デメリットでもありまして、

  1. 仮想とはいえ、専用サーバーなので、セキュリティも含め、サーバー管理はすべて自己責任
    (一般に、共用サーバーは、サーバー会社が全部管理してくれます)
  2. ソフトウェア的に専用サーバーなだけで、ハードウェア的には複数のユーザーが共用している
    (専用サーバーのように、サーバーのスペックを丸ごと自分だけが使えるわけではありません)

VPSの一番の魅力は、サーバーを、低料金で、管理者として自由に使えるところですので、たとえば、独自に開発したシステムを試したり、サーバー管理の勉強をするには最適です。

逆に、そういった目的でなければ、あえて選ぶ必要は無いと思われます。

サーバーの性能を上げたいのなら

[ホームページ引っ越しサービス]のお客様で、VPSを希望される方々のほとんどは、

アクセスが増えてきたので、サーバーの性能を上げたい
ネットで調べたら、VPSが、高性能で、料金も手頃だから

ということでした。

それが目的に適わないのは、上記の通りですので、お勧めしないわけです。

サーバーの性能を上げたいときの、移行先サーバーとして、現在、[ホームページ引っ越しサービス]でお勧めしているのは、

  • マネージド専用サーバー
    (サーバーの管理をサーバー会社に任せた、専用サーバー)
  • 高価格帯の共用サーバー
    (サーバーを共用する人数が少なければ、その分、性能も上がります)
  • WordPressの場合は、WordPressに最適化された、共用サーバー、または、クラウド

です。

これらのうち、お客様にとってどれが最適かは、現況やご要望によっても変わってきますので、[サイト移行のための現況調査&プラン作成&お見積り]にて、個別にお伝えしております。

サーバー料金の違い(レンタルサーバーの選び方)