WordPressバージョン4.9.3に不具合、4.9.4へアップデートを

2018年2月7日、WordPressのバージョン4.9.3に不具合があることと、その修正版のバージョン4.9.4が公開されたことが、公式ブログで発表されました。

WordPress 4.9.4 メンテナンスリリース

このメンテナンスリリースは、自動バックグラウンド更新をサポートするサイトが自動更新されなくなる 4.9.3 の重大なバグを修正します。4.9.4 への更新は、ご自身(または、ホスティング会社)によるアクションを必要とします。

そしてそれを受け、レンタルサーバー会社が、ユーザーに、メールやサイトで、アップデートを促しています。
(例)

【重要】「WordPress」最新版への手動アップデートのお願い(エックスサーバー)

【重要】WordPress手動更新のお願い(さくらインターネット)

もし、現在、WordPressのバージョンが4.9.3になっている方は、今すぐ、上記の手順に従って、4.9.4にアップデートされることを、おすすめします。

WordPressのバージョンアップについて

WordPressを使っている方はご存知の通り、WordPressは、けっこう頻繁にバージョンアップされ、目立つ場所に目立つ色でアップデート(更新)を促すメッセージが表示されていますので、どうしても気になってしまいます。

また、通常は、アップデート処理自体はすぐに終わりますので、つい気軽に「更新」ボタンをクリックしてしまいがちです。

しかし、WordPress管理画面の「WordPressの更新」ページの一番上に、

重要: 更新の前にデータベースとファイルをバックアップしてください。更新についてヘルプが必要な際は WordPress のアップグレード Codex ページをご覧ください。

と表示されていることからもわかるように、実は、それなりの危険を伴う作業でもあります。

今回は、「重大なバグ」と発表されていますが、影響は限定的で、且つ、修正版がすぐに公開されましたので、それほど大事には至りませんでしたが、最悪の場合、サイトが表示されなくなる危険性もあります。

詳しくは別のページに記す予定ですが、WordPressのアップグレードは、今回のような緊急の場合を除き、あまりマメにしない方が良いかもしれません。