サーバー管理を他社に任せているときの注意点
先日、「サーバー管理画面にはログインできている」というお客様のサーバーに、確認のためログインしてみたところ、管理画面内に本来あるはずのメニュー(機能)が無かったので、お尋ねしたところ、
- そのサーバーは、社内業務システムを管理しているA社が管理している
- サーバー代は、A社の管理料に含まれる(サーバー会社へはA社が支払っている)
とのお返事をいただき、
改めてお客様経由でA社に問い合わせたところ、
- (A社の)管理の都合上、一部のメニューを非表示にしております
- 非表示にしているメニュー(機能)につきましては、A社が設定代行します
- サーバー会社への問い合わせの回答はA社に届きますので、都度、共有させていただきます
との回答がありました。
上記のお客様からのご依頼は、サーバーのDNSレコードの設定が必要なもので、タイミングが重要でしたので、A社も含めた3者でその調整をしました。
今回のケースでは、A社に柔軟に対応していただけて、スムーズに進めることができ、助かりましたが、
稀に、協力を渋られる会社もありますので、
やはり理想は、サーバー管理を他社に任せて普段お客様はログインしないとしても、イザというときには、お客様ご自身が全て操作できるようにしておくことだと感じました。
もし今、自社のWebサーバーやメールサーバーにログインできなかったり、ログインできても何らかの制限がかけられている場合は、一度、管理会社に問い合わせてみることを、お勧めします。