FTP情報開示のために誓約書と手数料が必要?
- ホームページを移転したくて、今のホームページ管理会社にFTP情報を教えて欲しいと頼んだところ、「誓約書」の提出と「開示手数料」が必要と言われました。こういったことは、よくあることですか?
- FTP情報開示を断る(許可していない)管理会社は、ときどきありますが、「誓約書」の提出や「開示手数料」が必要という会社は初めてです。
ホームページを、今のサーバーから新しいサーバーに移転するためには、FTP(SFTP)という仕組みを利用して、
- 今のサーバーから、自分のパソコンへ、必要なファイルをダウンロード
- 自分のパソコンから、新しいサーバーへ、そのファイルをアップロード
するのが一般的です。
サーバーにFTPで接続するためには、
- FTPサーバー名(FTPホスト名)
- FTPユーザー名
- FTPパスワード
の3つの情報が必要で、通常は、サーバーの契約書やサーバー会社から届くメールに記されていますし、サーバーの管理画面にログインすれば知ることができます。
ところが、一部のホームページ制作会社や一部のサイト管理会社は、様々な理由により、そのFTP接続情報を、顧客であるホームページの持ち主(会社)に開示していないことがあります。
そして、開示して欲しいと頼むと、これまでは、
- すぐに教えてくれる
- 許可していない理由を添えて、開示を断る
- 開示を断る代わりに、全ファイルを渡してくれる
のいずれかの対応で、さすがに、「誓約書」の提出や「開示手数料」が必要という会社は初めてでした。
既に契約済の場合は難しいですが、移転先の新しいサーバーは、将来の余計な手間と出費を回避するためにも、必ず自社で直接契約されることをおすすめします。