ホームページへのアクセス増加に対応するためや、現在使用している共用サーバーのパワー不足を解消するために、専用サーバー（専有サーバー）を借りて（レンタルして）、そこに、ホームページを丸ごと引っ越す（サーバー移転する）というケースが、増えてきました。
ところが、ご存知のように、専用（専有）サーバーは、管理者アカウント（root権限）が使えて何でもできる「自由」がある反面、セキュリティの設定をはじめとして、すべての設定（サーバー環境構築）を自社（自分）で行う必要があり、そのハードルは、ホームページ担当者にとって非常に高いと言わざるをえません。
たとえば、レンタルサーバー会社がオプションで提供している環境構築サービスを利用するにしても、専門用語が多すぎて、何と何が必要で、何をどう申し込めばいいのかさえわからないのが現状のようです。
サーバー管理とホームページ管理は、どちらも「ホームページを表示する」「メールを送受信する」ためのものですが、その内容は大きく異なります。
共用サーバーの場合、サーバー管理の大部分はレンタルサーバー会社が行っていますので（できることが限られるので）、それほど意識することは無いのですが、専用（専有）サーバーの場合、サーバー管理も基本的にはすべてユーザーの担当ですので、それなりの知識と経験が無いと、「とりあえず動かす」ことさえできませんし、仮にできたとしても、セキュリティ的に「穴だらけ」になってしまいます。
そこで、ホームページ引っ越し先（移転先）の専用・専有サーバーの設定（サーバー環境構築）を、お客様の代わりに行うサービスを、オプションで提供させていただきます。
オプション内容は、お客様が借りている専用サーバーの設定（環境構築）と、その際「何を行ったか」の説明です。
「社内にサーバー管理の知識を持っている人がいないのに専用サーバーを借りるのは無謀」
「社内で管理するなら、担当者がしっかり勉強してからroot権限を持つべき」
「サーバー管理者が社内にいなければ、サーバー管理のアウトソーシングを利用すればいい」
という意見は、正論ではありますが、現実的にそれらが難しいというお客様もいらっしゃいますので、代替サービスを提供しております。
実際、最初の設定（環境構築）は当社が代行し、納品後は、設定内容を見て勉強しながらサーバー管理を自社で行っているお客様もいらっしゃいます。
専用・専有サーバー設定（サーバー環境構築）オプションの料金
専用サーバー（専有サーバー）の設定（環境構築）は、
- そのサーバーが、どんなOSで、どんなソフトウェアが標準でインストールされているか？
- お客様のホームページを動かすために、標準インストールの他に、どんなソフトウェアが必要か？
- サーバー管理ツールは何が使えるか？
- セキュリティ対策で、どこまで狭めるか？（運営のしやすさとのトレードオフ）
- 仮想ホストを使うか否か？
- ドメインメールを使うか否か？どういった形態で使うか？
といったことで、その作業の内容と量が大きく異なりますで、オプション料金は、［ホームページ引っ越しのための現況調査＆移転費用お見積り］にて、お見積りさせていただきます。