CMSとは? ホームページ制作でCMSを使う理由は?
CMSとは、Contents Management System の略で、日本語では、コンテンツ管理システムと呼ばれています。
読んで字のごとく、ホームページのコンテンツ、つまり「中身」を管理するシステムで、その「入れ物」を作る際のベースとなるツールです。
今では、大手企業ではもちろん、中堅・中小企業でも、すでに多くの企業サイトが、CMSで制作されています。
(インパクト重視のキャンペーン用サイトは除く)
その理由は、一言で言うと、管理・運営コスト(=費用と時間)が格段に下げられるから。
たとえば、今、100ページあって、そこに1ページ追加したとします。
もし、100ページすべてから、その新しいページへリンクをはるとしたら、通常のHTMLだと、100ページ全て変更する必要がありますが、CMSなら、通常、自動で新しいリンクが出来ます。
また、たとえば、ある大手企業では、部署ごとに更新(修正・新規追加)できるページが決められ、それぞれアクセス権限で割り振られています。各部署は、それぞれ担当するページのコンテンツを更新するだけなのですが、CMSによって、自動的に、全ページのメニュー等が書き換えられます。
それから、あまり言う人はいませんが、ブログサービスも、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)も、ホームページ作成クラウドサービスも、Amazonも、楽天市場も、Yahoo!ショッピングも、大きな括りでは、CMSと言えるでしょう。
いずれも、CMSを使っているからこそ、スピード的にもコスト的にも、運営していける、CMSを使わなければ、運営が難しい、というのが正確なところです。
中堅・中小企業向けCMS
参考までに、中堅・中小企業向けCMSを、挙げておきます。
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それぞれ、素晴らしいCMSですが、将来、移転の可能性が少しでもある場合は、汎用的なCMSで、データのエクスポート(外部出力)ができる、WordPress や Movable Type の使用を、おすすめします。
ネットショップ向けCMS
また、参考までに、ネットショップ向けCMSも、挙げておきます。
大手の会社であれば、ショッピングカートシステムもイチから自前で作り込むのも良いと思いますが、そうでなければ、まずはこういったCMSを利用して、少しでも早くネットショップを立ち上げ、商品点数を増やしたり、商品写真や説明文を充実する方に力を入れた方が、良いでしょう。
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それぞれ、長所・短所があるかと思われますが、自社のターゲット(顧客層)が使いやすいか否か、を選択基準にするのが一番と思われます。
※このページの内容は、[ホームページ引っ越しサービス]を運営しているサーブ代表・山田の、著書、コラム、講習、個別相談、メールマガジン等の内容を再編集したものです。