WordPress移行前のチェック
WordPressサイトのサーバー移転の際の[サーバー移行のための現況調査&プラン作成&お見積り]では、[サーバー移転前のチェック]の表(おもて)側の調査が済んだあと、[サーバー移行前の裏側チェック]に加え、WordPressの裏側の調査も行います。
([サーバー移行についてのご相談]でも、ご相談内容によっては、裏側も見させていただいています。)
具体的には、
- WordPress管理者権限で管理画面にログインできるかどうか
- ワードプレスのバージョン
- マルチサイトか否か
- パーマリンク設定内容
- テーマは何か
- カスタム投稿タイプやカスタムタクソノミーは設定されているか
- コメント設定とコメントの有無
- プラグインは何が使われているか
- キャッシュ系プラグインは使われているか
- フォームメール系プラグインは使われているか
- タイマーで自動的に起動するプラグインは使われているか
- その他、各プラグインについて
- PHPのバージョン
- MySQLのバージョン
- MySQLデータベースのサイズ
- MySQLデータベースに直接アクセスできるかどうか
などです。(他にもあります)
その過程で、確認等のため、お客様にヒアリングをすることも、もちろんあります。
表(おもて)側の調査、裏側の調査、そしてこのWordPressの裏側の調査をすることで、ようやく、現在のお客様のWebサイト(ホームページ)とワードプレスの状況が把握できるようになり、WordPress移行の可否や、おおおそのサーバー移転作業の工数がわかってきます。
自社(自分)で制作したWordPressサイトを、自社(自分)でサーバー移転するのであれば、こういったことは当然わかっている内容ですので、わざわざチェックするまでもないと思われますが、初めて見るサイトの場合は、こういった調査がどうしても必要なのです。
また、こういった調査でのやり取りを通じて、お客様にとっても、
これまで、インターネット上の情報を調べながら、自分でキャッシュ系プラグインのインストールや設定をしてきたのですが、プラグインの相性が悪くて逆効果になっていたことがわかりました
これまでホームページ制作会社が作ったWordPressサイトを運営してきたのですが、編集者権限しか使ってこなかったので、管理者権限を渡してもらうきっかけになりました
といったメリットがあります。
逆に、この辺りをきちんとしておかないと、あとあと問題が発生したり、お見積りが大幅に狂ってしまう危険性があったりします。
そして、これらにかかる時間ですが、シンプルなWorPressサイト(ホームページ)で、且つ、お客様とのやり取りがスムーズにいけば、1~2日で終わります。
複雑なWordPressサイトの場合や、お客様がお忙しくてなかなかお返事が難しい場合は、数日~数週間になってしまうときもあります。