サーバーを引越すだけで年・数万円の削減も
[レンタルサーバーの選び方]で、
- サーバーは、会社や事務所やお店が実際にある「場所」にあたります。
- ビルの1室を借りるのが、共用レンタルサーバー(共有サーバー)です。
と、ふだんあまり見ることのないサーバーを、目に見えるオフィスにたとえて、記しました。
役割としては似ているのでそうしたのですが、実は、サーバーとオフィスでは、正反対のことがあります。
それは、新築のオフィスは、古いオフィスと比べて、機能充実で快適な反面、一坪あたりの賃料が高くなるのが通常ですが、レンタルサーバーの場合は、新しいほど機能充実で快適なのは同じで、さらに、新しいほど、広くて、賃料が安いということです。
レンタルサーバーは、新しいほど、安く、広く、快適
具体的な例を挙げますと・・・
ある会社は、数年前に契約したレンタルサーバー(共用サーバー)を、ホームページ公開とメールアドレスのために、使い続けています。
(特殊なCGIは使っていません。アクセスも、1日何万人とかではない普通のホームページです。)
ハードディスクの容量は、100Mバイト。
料金は、サーバー代が約7,000円/月、メールアドレスが別料金で1アカウントにつき約500円/月、消費税と銀行振込み手数料を加えると、1ヶ月10,000円以上かかっていました。
これを、当社がおすすめしているサーバーに、単純に引っ越したところ・・・
ハードディスクの容量は、20Gバイト。
料金は、サーバー代が1年払いで税込み12,600円(1,050円/月)、メールアドレスは何アカウント使っても無料、コンビニ払いで振込み手数料も無し、となりました。
広さが200倍になって、料金は10分の1に!
しかも機能アップ!
信じられないかもしれませんが、これが現実です。
(料金はサーバー会社によって前後しますが、容量はどこも数年前に比べて100倍単位で増えています。)
サーバー引っ越しのすすめ
上記のお話をすると、ほとんどの方が、
そんなの、レンタルサーバー会社は教えてくれなかった
と言われます。
はい。積極的には、アナウンスしていないと思われます。
でも実は、レンタルサーバー会社は、新しいサーバー(容量が増えて安い)が出る都度、アナウンスはしているのです。もちろん、既存のユーザーにも。ただ、それはあくまでも新サーバーの告知という体裁ですので、ほとんどの方は、気にとめていないのです。
レンタルサーバー会社は、あえて積極的に、引っ越しを進めてもいません。引っ越しを進めたら、立退き料とか請求する人も出てきそうですから。
なので、これまでのことはおいておいて、今すぐ、サーバー会社からの請求書や支払伝票を確認しましょう。
そして、今のレンタルサーバーの相場と比べて、もし年間数万円も違うようであれば、引っ越しを検討されることを、強くおすすめします。
※このページの内容は、[ホームページ引っ越しサービス]を運営しているサーブ代表・山田の、著書、コラム、講習、個別相談、メールマガジン等の内容を再編集したものです。