レンタルサーバーの選び方

ドメインをインターネット上の「住所」とすると、サーバーは、会社や事務所やお店が実際にある「場所」にあたります。

サーバーには、一般のオフィス同様さまざまな形態があります。イメージがわきやすいよう対比しながらまとめてみますと、

  • 一般のオフィスの自社ビルが、自社サーバー
  • 土地を借りて自社ビルを建てるのが、サーバーのハウジング
  • ビル一棟丸ごと借りて、全部自由に使えるのが、専用レンタルサーバー
  • ビルの1フロアを借りて、そのフロアだけは自由に使えるのが、仮想専用レンタルサーバー(VPS:バーチャル・プライベート・サーバー)
  • ビルの1室を借りるのが、共用レンタルサーバー(共有サーバー)

に、それぞれ該当します。レンタルサーバー会社は、賃貸ビルのオーナー兼管理人といったところでしょうか。

サーバーを使って何をするかにもよりますが、中堅・中小企業の場合は、共用レンタルサーバーを利用するのが大半です。

使用経験のあるレンタルサーバー

レンタルサーバー会社は、非常にたくさんあり、ぞれぞれ仕様も料金も様々ですので、その中から1つ選ぶのは、ことのほか骨が折れます。
最初インターネットでいろいろ調べて比較してたけど、途中で面倒になって、出入りの業者に丸投げしたら、割高なサーバーになってしまい、3年間は解約もできない、という怖い話も聞いたことがあります。

当社が実際に使ってみて、現時点で、費用対効果が高いと思われるレンタルサーバーは、下記です。

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KAGOYA
さくらマネージドサーバ
XSERVER
CORESERVER
さくらのレンタルサーバー
LOLIPOP
mixhost

 

レンタルサーバーの選び方

これらのサーバーの中で、どれを選ぶかは、本来であれば、

  • CPUやメモリ
  • 回線スピード
  • 共用人数(何人でそのサーバーを共用しているか)

といった仕様を比較したいところなのですが、同じサーバー会社の同じプランでもバラツキが大きいので(回線スピードはベストエフォートの数字なので参考値程度ですし、共用人数が非公開なのでCPUやメモリだけを単純に比較できませんし、共用人数が少なくても、ヘビーユーザーのせいで重くなることもあります)

実務的には、下記の項目を基準にされると良いでしょう。

  • 大手企業のサーバーという安心感を買うか?(稟議が通しやすいか?)こだわらないか?
  • 電話サポートは必要か?必要なら24時間365日か?それともメールサポートだけでかまわないか?
  • 好み(たとえば、○○グループは好きだけど△△グループは嫌い、とか)

レンタルサーバー選びは、ホームページ制作会社にお任せということも多いと思われますが、おおよその相場を知っているだけで、対応も違ってきますので、ぜひ上記のレンタルサーバー会社のホームページは、見ておかれることをおすすめします。

サーバー料金の違い(レンタルサーバーの選び方)

※このページの内容は、[ホームページ引っ越しサービス]を運営しているサーブ代表・山田の、著書、コラム、講習、個別相談、メールマガジン等の内容を再編集したものです。