WADAX新サーバー移行 動作確認は、今すぐ!

WADAX共用サーバーが、サーバーの老朽化対策およびセキュリティ強化を目的として、サーバー環境を刷新するため、(やむなく強制的に)新サーバーへの移行を行っています。

ユーザーへは、何度か案内のメールが届いていると思われますが、

  • 2023年3月~7月下旬まで、WADAXが、現行サーバー(旧サーバー)から新サーバーへの移行作業(前半)を実施
  • 2023年6月~10月下旬の併用期間(90日間)中に、ユーザーが、新サーバー他で移行作業(後半)を実施
  • 新サーバー提供開始から90日経過後に、旧サーバー停止(停止日の延長は不可)

というスケジュールで、

ユーザーが行う(しなければならない)移行作業(後半)としては、

  1. 新環境移行後のWebサイト等 動作確認
  2. データの差分がある場合、差分データの移行
  3. メールソフト・FTPソフト等の設定変更
  4. DNS切替 など

が挙げられています。

今回の移行に関する情報は豊富かつ丁寧で、移行作業を経験したことがある方でしたら問題無さそうに思えますが、
逆に、これまで一度も移行の経験が無い方が、それらの情報だけで大丈夫なのか、90日後に旧サーバーが停止したとき混乱しないのか、という懸念もあります。

たとえば1番目の「動作確認」ですが、シンプルなHTMLファイルだけのWebサイトなら「プレビューサーバー」だけで確認できると思われますが、それ以外なら「hostsファイル」の設定をして動かしてみることは必須で、にもかかわらずその重要さが伝わっていないように感じられます。
(ちゃんと「動作確認」しないで、旧サーバーが停止してから問題が見つかっても、手遅れです。)

また仮に「動作確認」で何らかのエラーが発生したとき、WADAXのサポートを受けられるにしても、はたして自力でそれを解決できるのか?という問題もあります。

また、「差分データの移行」や「メールソフトの設定変更」は、事前準備が意外に大変なのですが、それについては触れられていません。

そして最後の「DNS切替」は、作業そのものは難しくないとしても、その設定画面に辿りつくことができなかったり、タイミングを気にしないで行って大混乱ということも考えられます。

これは、いたずらに不安を煽っているわけではなく、そういう危険がありうるということです。
そして上記いずれの懸念も、時間さえあれば(旧サーバー停止までの日数が十分残っていれば)、解決できる可能性は大ですし、万が一、新サーバーの仕様でどうしても動かせなかったとしても、代替手段を探して何とかする猶予はあります。

なので、WADAX共用サーバーのユーザーの皆さまには、まずは今すぐ、ユーザーが行う(しなければならない)移行作業(後半)の1つめ、新サーバーで「動作確認」されることを、強くお勧めします。

[WADAX] サーバー環境の移行に関するお知らせ
[WADAX] 新サーバーご利用ガイド
[WADAX・WAPPY 新サーバー移行ガイド] よくあるご質問