見積り無料、調査有料

[ホームページ引っ越しサービス]では、お見積りは無料ですが、お見積りするために必要な、現況調査は有料とさせていただいております。

その理由は、事前の現況調査の深さ(細かさ)が、ホームページ引っ越しの成否の鍵と言っても過言ではないからです。

現況調査をしっかり行うことにより、適切なサーバー移行プランを作成することができ、お見積りの精度が高くなります。
そしてそれにより、

なんかよくわからないけど、後からどんどん費用が膨らんでいって、気がついたらホームページに載っていた目安の金額(「円~」)の何倍にもなっていた。

ホームページ引っ越し作業の代行を依頼していた会社と、連絡がとれなくなった。
メールしても返信が無いし、電話しても繋がらない。
手に負えなくなって、逃げたのかも・・・

などという異常な事態(お客様から聞いた実際にあった話です)にはなりません。

また、仮に、準備中や、引っ越し作業中に、想定外の問題が発生したとしても、周辺情報まで調査済みですので、対応策を提示することができるというメリットもあります。

[ホームページ引っ越しサービス]を提供している会社として、初見のWebサイトにもかかわらず、ちゃんとした調査もしないで、「とりあえず」のお見積りを出すのは、真剣にサーバー移転を考えておられるお客様に対して、とても失礼なことではないか、という思いもあります。
(なので、お急ぎのお客様には、[サーバー移行費用の概算見積り]ではなく、[サーバー移行のための現況調査&プラン作成&お見積り]おすすめします。)

ちなみに、同じホームページの2回めの引っ越しの場合や、当社が制作させていただいたサイトの引っ越しの場合は、現況調査は済んでいますので(その後、サイト環境が大きく変更されていない限り)、調査料はいただいておりません。

現在の状況をきちんと把握できることの価値

現況調査が有料ということについて、稀に、正式ご契約前に、

もし、調査した結果、簡単に引っ越しできないとわかったときでも、その調査費用は返ってこないんですよね?

という質問をいただくことがあります。

それに対する返答は、「はい」です。

ただ、現状、自社(自分)のWebサイト(ホームページ)が、どういう環境で動いていて、将来的にどのような問題が起こるリスクがあるのか、これまでまったくのブラックボックスだったことが明らかになり、把握できるだけでも一歩前進と、その価値をご理解いただけたお客様には、おかげさまでお申込みいただいております。

(個人のホームページならまだしも、会社のWebサイトが、今どんな問題を抱えているのか、社内の誰も知らないというのも、怖い話ですよね。)

また、「簡単な引っ越し」は無理でも、別の方法(サイトの移築)でならサーバー移行可能ですので、その費用を知り、リニューアル(作り直し)の判断に活かすこともできます。

移転つながりということで、余談ですが、共同通信の記事によりますと、

豊洲地下水再調査費は1千万円
都議会特別委で報告
2017/1/31 12:53

東京都は31日、豊洲市場(江東区)の移転問題を審議する都議会の特別委員会で、環境基準の最大79倍に上る有害物質のベンゼンなどが検出されたことなどを受けた再調査費用が約1千万円と明らかにした。

とのことです。
そしてこの再調査費用には、もちろん、その後に発生するであろう土壌汚染対策費や移転費は、含まれません。

金額はともかく、現況を把握するために専門的な調査が必要で、それに費用がかかることは、誰もが理解されていると思われます。万が一、調査の結果、移転できなくなったとしても、「調査費用を返せ」とは言わないはずです。

ホームページの引っ越し(サーバー移転)とは、まったく次元の違う話ではありますが、しっかりした現況調査が必要ということだけは同じと、ご理解いただけたら幸いです。