概算見積りと正式見積りが大きく異なるのは、どんなケース?
- 無料の概算見積りと正式見積りの金額が大きく異なるのは、どのようなケースが考えられるでしょうか?
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無料の[サーバー移行費用の概算見積り]は、メールフォームからお送りいただいた情報を元に、一般ユーザーの立場でサイトにアクセスし、いくつかのページを拝見して、お見積りをします。
[サーバー移行のための現況調査&プラン作成&お見積り]でご提出する正式なお見積りは、サイト管理者の立場でサーバーにログインする等して、お見積りをします。
そのため、一般ユーザーの立場でサイトにアクセスしたときに想定できない事項が多かったり、その影響が大きかったりすると、金額の差も大きくなってしまいます。
具体的なケースは、下記をご覧ください。
概算見積りと正式見積りの金額が大きく異なるケースとしては、
- サーバーの管理画面(コンントロールパネル)にログインできない
- サーバーにFTPS(FTP)接続できない
- 制作会社独自の、汎用的でない、CMS(Contents Management System:コンテンツ管理システム)を使っている
- 汎用的でない、CGI(common gateway interface)やPHP(Hypertext Preprocessor)などのプログラムや、JavaScriptのような簡易プログラムを使用している
- メールアドレスが非常に多い
- メールフォームが多い
- ログインしなければ見られないページがある
- 海外のサーバー
- 新旧で、サーバーの環境が著しく異なる
- 現在のサイトで、何らかの問題がある
等があります。
また、WordPressサイトのサーバー移転の場合は、上記に加えて、
- WordPressに管理者権限でログインできない
- データベース(MySQL)に直接アクセスできない
- WordPressのバージョンが非常に古い
- 特殊なプラグインやテーマを使用している
- 極端に古いプラグインやテーマを使用している
- 記事数や画像数が極端に多い
- 現在のWordPressに、何らかの問題がある
等があります。
そして、最も金額の差が大きくなるのは、
- ブログサービスからWordPressへ移行
- MovableTypeをWordPressへ移行
- HTMLサイトをWordPress化
の際、デザイン(レイアウト)に、こだわったときです。
(デザインについては、また別の機会に書く予定です。)
以上、ご参考まで。