ネットショップのホームページ

中小企業の経営者や管理者の方、そして個人事業主の方から、「これからネットショップを始めたい」とか「ネットショップをリニューアルしたい」という方からご相談を受けたときは、質問をさせていただいて、そのお答えを受けて、次のようにアドバイスさせていただいております。

Q1.貴社は、そのお取り扱い商品の、メーカーですか?総販売元ですか?卸売ですか?小売ですか?
メーカーや総販売元で、且つ、商品カテゴリ(分野・種類)が少ない場合は、コーポレートサイトと商品情報サイトは同じでかまわないでしょう。そして、ネットショップ(販売用のサイト)は、それとは別に作ることをおすすめします。
メーカーや総販売元で、且つ、商品カテゴリが多岐に渡る場合は、コーポレートサイトと商品情報サイトは分けることをおすすめします。さらに、商品カテゴリごとに、別のサイトが理想です。そして、各商品情報サイトで販売すると良いでしょう。商品カテゴリごとにネットショップがあるイメージです。
卸売や小売の場合は、コーポレートサイトとネットショップ(販売用のサイト)を分けることをおすすめします。商品カテゴリごとにネットショップを分けるかどうかは、ケースバイケースです。
Q2.そのネットショップの主な顧客は、個人ですか?法人ですか?
個人向けの商品や、法人向けでも一般向けの商品(たとえば印鑑とか)の場合は、ショッピングカート(ネットの買い物かご)が付いた、いわゆるネットショップにするのですが、特定の業種でしか使わないものとか、大量発注するものについては、見積もりベースが多いので、サイトの雰囲気や構成は、あまりネットショップを意識しない方が良いです。
Q3.個人に販売する場合、それは、超マニアックな商品ですか?一般向けですか?
一般向けの商品の場合、最初のネットショップは、独自ドメインのショップではなく、楽天市場・Yahoo!ショッピングストア ・Yahoo!オークションストア ・ Amazon出品サービス ・ フルフィルメント by Amazon のいずれかに出店することを、おすすめします。
超マニアックな商品の場合は、ケースバイケースですが、最初のネットショップを独自ドメインでやるなら、Eストアーのショップサーブ・ GMOメイクショップのMakeShopといった、ネットショップ専用CMS(コンテンツ管理システム)を利用することを、おすすめします。
いずれの場合も、ネットショップとは別に、独自ドメインのコーポレートサイトはあった方が良いでしょう。
Q4.商品名(ブランド名)で検索される商品ですか?それ以外ですか?
商品名(ブランド名)で検索される商品でない場合は、最初のネットショップは、上記に挙げたショッピングモール等に出店することを、おすすめします。
商品名(ブランド名)で検索される商品の場合は、ケースバイケースですが、個人向けで、且つ、マニアックなものでなければ、最初のネットショップは、上記に挙げたショッピングモール等に出店することを、おすすめします。
Q5.ショッピングカート(ネットの買い物かご)で購入する商品ですか?それ以外(見積りとか)ですか?
重複するのですが、ショッピングカートで購入する商品の場合は、上記に挙げたショッピングモール等に出店したり、ネットショップ専用CMSを利用することを、おすすめします。
見積もりベースの場合は、独自ドメインで、普通のレンタルサーバーで、普通のCMSを使って作る、というのが良いでしょう。

上記のそれぞれの詳しい理由につきましては、カウンセリングや講演の際にお話させていただきます。

※このページの内容は、[ホームページ引っ越しサービス]を運営しているサーブ代表・山田の、著書、コラム、講習、個別相談、メールマガジン等の内容を再編集したものです。