ホームページ制作会社の選び方
ホームページ制作会社には、得意不得意があります。
- デザインに強い会社
- システム開発が得意な会社
- SEOがウリの会社
- CMSで作る会社
- ネットショップ中心の会社
- ケータイサイトに強い会社
- 特定の業種に強い会社
- 顧客に大手企業が多い会社
- キャンペーンサイトで実績がある会社
- サポートが優しい会社
- 費用対効果の高いサイトを作れる会社
- e.t.c.
もし、「何でもできる、何でも得意」という会社と出会ったら、そうとう割高になる覚悟をしておいた方が良いかもしれません。
また、契約形態、料金、支払方法、なども千差万別です。
- 制作費、一括でいくら、という会社
- 制作費+月々のサポート、という会社
- 制作費が無料または低額で、月々支払う会社
- レンタルサーバーと制作がセットになっている会社
- ドメインとレンタルサーバーと制作がセットになっている会社
- e.t.c.
そして当然のことながら、どこも、「自社が一番!」と謳っているのですから、正直、迷われるのも無理はありません。
ホームページは誰のため?何のため?
そんなとき、ぜひ立ち返って考えていただきたいのが、「ホームページは誰のため?何のため?」ということ。それを「基準」にすれば、おのずと絞り込みもできます。
たとえば、「デザインに敏感な人に見てもらい、感性が一致する人からの問い合わせが欲しい」というホームページであれば、当然のことながら、デザインに強い会社が候補になります。そういった会社は、「作品」として、過去に制作したサイトを掲載していることが多いので、その中から自社に合った会社を選んでいくのが、一番の近道でしょう。
デザイン優先なのですから、SEOなどは、あまり気にしてはいけません。
また、「○○に興味があり、公開している情報を読んで、納得してくれた人からの問い合わせが欲しい」というホームページであれば、自らも情報発信に積極的な、情報量の多い会社が候補になります。そして、その会社のホームページに書かれていることを納得できるかどうか、で判断すると良いでしょう。
一般的には、情報量が多いとSEO的にも有利ですので、自称SEOに強い会社か、本当にSEOに強い会社か、といった判断も、ある程度できます。
ちなみに当社は、「ビジネス発展のためにインターネットを活用したい」「デザインもSEOも、もっと言えば、ホームページも、そのための手段」といった旨の情報を発信し続けていますので、同じように考えておられる会社様と、相性が良いようです。
相見積もりは、同じ「基準」のものだけで
初めから一社に絞る込むのは不安とか、社内の稟議を通すため、といった理由で、何社かに相見積もりを依頼することも多いと思われます。
そのときに注意したいのは、同じ「基準」のものだけで比較する、ということです
上記の例で言うと、デザインに強い会社と、情報量で勝負する会社は、同じホームページ制作会社でも、まったくスタンスが異なります。つまり「基準」が、まったく違うのです。その2つを並べて比較しても、見積書の体裁もまったく異なりますので、わけがわからなくなるのがオチです。
もし相見積もりが必要なら、まずは、同じ「基準」でいくつかピックアップし、その後で、相見積もりを依頼するようにしましょう。
※このページの内容は、[ホームページ引っ越しサービス]を運営しているサーブ代表・山田の、著書、コラム、講習、個別相談、メールマガジン等の内容を再編集したものです。