営業のために「概算見積り」を使うのは危険です

[ホームページ引っ越しサービス]では、ホームページ制作会社、広告代理店、デザイン会社からの依頼で、各社のお客様(クライアント・エンドユーザー)のサーバー移行の代行も承っています。

そのため、それらの会社から、[サーバー移行費用の概算見積り(無料)]の依頼があったときも、もちろん、都度、お応えしています。

制作会社や広告代理店からの依頼

ただ、ときどき、明らかに自社の営業で使う提案書の金額欄を埋めるためだけに(受注した後のことは、またそのとき考えればいいや、といった感じで)、このサービスを利用される方もいらっしゃるようですので、今回は、「実はそれ、危険なことです」という注意喚起をさせていただきます。

概算見積りは、あくまで概算

先日、電話で(会社名も名前も告げずに)、

○○サーバーを使ってる会社があるんだけど、その会社のホームページを、うちが借りているマネージドサーバーに移して、うちが管理できるようにしたい。
提案書を作ってるんだけど、移転費用って、いくら?

というお問い合わせがありました。

[ホームページ引っ越しサービス]では、基本的には、

というスタンスですので、その時点で微妙なのですが、無下に断るわけにもいきませんので、アバウトな金額を伝えて、電話を切りました。

おそらくその方は、同じような電話を何社かにして、その平均金額(または最高額か最低額)で、提案書を埋めるのでしょう。

ただ、[ホームページ引っ越しサービス]の提供会社からすると、わずか1~2分の電話だけで出した見積り金額は、ほとんどの場合、使い物にならないのではと懸念しています。あまりにも情報量が少ないからです。

不確かな数字を寄せ集めて、平均しても、それは不確かな数字でしかありません。

その不確かな金額で埋めた提案書で、仮に、受注できたとしても、いざ、正式見積りとなったときに、あまりにも金額が違ってしまったら、どうされるのでしょう?

今のところ、そういったお問い合わせをしてこられた方から、正式見積りの依頼はありませんので、杞憂かもしれませんが、くれぐれもご注意ください。

お客様の問題解決のために

[ホームページ引っ越しサービス]では、これまで何度か、ホームページ制作会社、広告代理店、デザイン会社からの依頼で、各社のお客様(エンドユーザー)のサーバー移行の代行をさせていただいているのですが、各社に共通するのは、

お客様が、問題を抱えていて、その問題を解決する手段として、サイトを移行したい。
それが、自社では難しいから、または、手が足りないから、代わりによろしく。

というスタンスです。

お客様(エンドユーザー)の問題解決のために、ほんのわずかでも、お力になれたら、幸いです。